
風薫る ひときわ高き 鳥の声
喜代女
日頃よりご支援をいただいている会員の皆様・関心をお寄せいただいている皆様には、ご健勝のこととお喜び申し上げます。
このところ一段と日の光が強まり、空の青さや風のさわやかさが身に染みる季節になりました。五月になると、心身共に目覚めていくように感じるのは私だけでしょうか。
日本語でうるさいを「五月蠅い」と書きますが、興味深い文字だといつも感じています。
この文字の語源は旧暦の五月(梅雨の時期)にうるさく飛ぶ蠅のことがもとになっています。
確かにこのころに出てくる蠅はうるさく感じますが、自然界も五月になると急に活気を帯びてくる証でもあるのでしょう。
今年もゴールデンウイークを迎えましたが、皆様はこの連休をどのように過ごされるのでしょうか?
さて、アウディオペーデも皆様のご支援のもとに法人化をしてから13年が経ちました。このアウディオペーデの命名と、実質的な基礎に力を注いで下さったドイツヴィッテンのラインヒルド・ブラスさんとの出会いから通算すると37年になります。
シュタイナーの人間観を基に音楽の基礎ともいうべき「聴くことの学び」であるアウディオペーでの理念とともに、これからも教育や養成とともに療法にも力を注いでいきたいと決意を新たにしています。
今後とも皆様のご支援、ご鞭撻をお願い申し上げます。
末筆ながら皆様のご健勝をお祈り申し上げます。
2025年 5月吉日 一般社団法人アウディオペーデ 代表理事 竹田喜代子
スタッフ 一同