春風や 闘志いだきて 丘に立つ
高浜虚子
いつもご支援いただいている皆様、会員のみなさまにはご健勝のこととお喜び申し上げます。
昨年来大怪我をして皆様には大変ご心配をおかけしておりましたが、今日は復活祭です。お陰様で私自身もまさに復活を遂げることが出来ました。
この間に多くの人のお陰でまたこの足で歩くことが出来るようになったことに感謝の気持ちでいっぱいです。
人間がこの地球に自分の足で立ち、歩くことの意味がまた一層深く私の心をとらえることになりました。
この1月にゲーテアヌムのiARTe(国際アントロポゾフィー芸術療法教育協会)のプレゼンテーションで今までに行ってきた音楽療法士養成が認定をうけることができたことも、私にとって大きな復活を遂げるための希望だったといえるでしょう。
この出来事は私に第3ステージに立つことを意味していました。みなさんはきっと苦笑しているかもしれません。また、心配のあまり、この第3ステージの新しいコースを立ち上げることに反対するかもしれません。
しかし意志の力は精神の力なのです。勇気をもって意志の力を信じて再び歩くのです。
これからもアウデイオペーデの歩みを温かく見守っていただければ幸いです。
ここにシュタイナーの魂の暦から復活祭の気分を掲げましょう。
宇宙の彼方から 太陽が感覚に語りかけると
喜びが魂の奥底から湧きあがり
視ることの中で光とひとつになる
その時、自我の殻をやぶって
思考が遠く空間の果てまで流れ
暗く不確かな人間本姓を
霊の存在に結びつける。
多くの人々の上に、希望の光が訪れますように祈り続けたいと思います。
2024年 4月吉日 一般社団法人 アウデイオペーデ代表 竹田喜代子
スタッフ一同