大勢の 中に我あり 冬紅葉
星野立子
日頃よりご支援をいただいている会員のみなさま、ご関心をお寄せいただいている皆様にはご健勝のこととお喜び申し上げます。
今年も早、あと2か月で終わろうとしていますが、毎年月日の経つのが早く感じられるのも年のせいかもしれません。
11月11日に20年ぶりに、昔お世話になった国立病院機構新潟病院に3人の音楽療法士とともに行ってまいりました。
私が音楽療法士になったころ、この病院で音楽療法の実習をさせていただきました。
この病院の院長は、当時副院長でしたが現在院長になり活躍をなさっていました。
当時から熱意のある素晴らしい医師でしたが、今でもその熱は変わらず、病院のスタッフの方々の行き届いた細やかな温かさをいたるところで感じ、院長の人柄がしのばれました。
病棟が7棟もあり、神経難病の患者さんたちに音楽療法の体験をさせていただきました。
夕方には看護師、介護士、保育士さんなどにアントロポゾフィーにおける音楽療法についてレクチャーをさせていただきましたが、皆さんの反応も温かく熱心に聞き入ってくださり、勉強したいとの声も上がっていました。アントロポゾフィーの病院ではありませんが、院長自身が非常に精神的な思想をお持ちなので、これからも音楽療法の講座や、療法の実践をさせていただくようになるでしょう。
先日、院長の提案で毎月または、隔月で来てほしいとの依頼を受けました。
アントロポゾフィーの音楽療法の理解と広がりを願ってやみません。
今後ともアウデイオペーデのご支援とご関心をお寄せいただきますようお願い申し上げます。
末筆ながら皆様のご健勝をお祈りいたします。
2024年 11月吉日
一般社団法人 アウデイオペーデ 代表理事 竹田喜代子
スタッフ 一同