秋のひかり
ひかりがこぼれてくる
秋のひかりは地におちてひろがる
このひかりのなかで遊ぼう （八木重吉）
日頃よりご支援いただいている会員の皆さま・ご関心を寄せていただいている皆さまにはご健勝のこととお喜び申し上げます。
今年も、11月3日（金・祝）に、アウディオぺーデオープンデーが開催されました。
オープンデーの最初のイベント、ミニコンサート「虹のひびき」は、八木重吉の詩に藤井喬さんが曲をつけられた「秋のひかり」で始まりました。
この「虹のひびき」は、今年で５年目を迎えます。
５年間、それ以前からレッスンに通ってこられている方もいらっしゃいます。レッスンは月に１回または２回ですが、レッスンがない日、楽器を持つ日も持たない日も、ひとりひとりの内側で、音楽が響いていたことが感じられる演奏でした。
虹の色がひとつひとつ違うように、同じ音でも発する音はみな違います。どれもがその人らしく輝いていました。
午後は、響きの楽器、ライアー、クロッタの体験や演奏を楽しみました。
楽譜がなくても、楽器の演奏体験がなくても、響きの中に身を置いたり、音に集中することで、身体や感じ方が違ってきます。
参加者の方から、「とてもリラックスしたのに、頭も体もすっきりした感じがする」「クロッタは初めて弾いたけれど、呼吸が深くなった気がする」などの声をいただきました。
来年も秋にオープンデーを予定しています。一年後、またどんな成長があるのか楽しみです。
今年最後の講座は、12月９日･１０日の集中講座「音楽の本質と人間の音体験Ⅶ」です。
12月10日(日）の講座は、公開講座「天空の音楽と地上の音楽」です。講師にシュタイナー教育実践家、自然科学者である井手芳弘氏をお迎えし、リズムの本質を探ります。また、アントロポゾフィー音楽療法士、伊東時子さんが、惑星固有の音や音階、小さな曲をライアーで演奏します。
冬のひと時、惑星の世界に浸ってみませんか？
これからもご支援とご関心をお寄せいただけますよう、よろしくお願い申し上げます。
末筆ながら皆さまのご健康をお祈り申し上げます。
2023年11月吉日 一般社団法人アウディオペーデ
スタッフ一同
